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危機管理監室 原子力安全対策室

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「志賀原子力発電所における県・地元町への連絡基準に係る覚書」に基づき、北陸電力から連絡があった事象(令和6年度)

                                                                                        
               
連絡
区分
発生
月日
事象名
概  要 県HP 電力HP
 ⅠB 令和6年
4月26日 
 石川県能登地方での地震の発生について  
 志賀1号機、2号機は停止中のところ、令和6年4月26日18時34分頃、石川県能登地方で最大震度3の地震が発生した。志賀町では震度3を観測し、発電所(志賀1号機原子炉建屋地下2階)での揺れは観測されなかった。この地震による放射線モニタの指示値に変動はなく、外部への放射能等の影響はなかった。
 ⅠB 令和6年
5月15日 
 石川県能登地方での地震の発生について  
 志賀1号機、2号機は停止中のところ、令和6年5月15日2時49分頃、石川県能登地方で最大震度3の地震が発生した。志賀町では震度3を観測し、発電所(志賀1号機原子炉建屋地下2階)での揺れは観測されなかった。この地震による放射線モニタの指示値に変動はなく、外部への放射能等の影響はなかった。
 ⅠB 令和6年
6月3日 
 石川県能登地方での地震の発生について  
 志賀1号機、2号機は停止中のところ、令和6年6月3日6時31分頃、石川県能登地方で最大震度5強の地震が発生した。志賀町では震度3を観測し、発電所(志賀1号機原子炉建屋地下2階)では震度2。この地震による放射線モニタの指示値に変動はなく、外部への放射能等の影響はなかった。
 ⅠB 令和6年
11月26日
 石川県西方沖での地震の発生について  
 志賀1号機、2号機は停止中のところ、令和6年11月26日22時47分頃、石川県西方沖を震源とする最大震度5弱の地震が発生した。志賀町では震度5弱を観測し、発電所(志賀1号機原子炉建屋地下2階)では震度3。この地震による放射線モニタの指示値に変動はなく、外部への放射能等の影響はなかった。
 ⅠB 令和6年
11月26日
 石川県西方沖での地震の発生について  
 
 志賀1号機、2号機は停止中のところ、令和6年11月26日23時52分頃、石川県西方沖を震源とする最大震度3の地震が発生した。志賀町では震度3を観測し、発電所(志賀1号機原子炉建屋地下2階)では震度2。この地震による放射線モニタの指示値に変動はなく、外部への放射能等の影響はなかった。
 ⅠB 令和6年
11月27日
 石川県西方沖での地震の発生について  
 志賀1号機、2号機は停止中のところ、令和6年11月27日2時10分頃、石川県西方沖を震源とする最大震度3の地震が発生した。志賀町では震度3を観測し、発電所(志賀1号機原子炉建屋地下2階)では揺れは未観測。この地震による放射線モニタの指示値に変動はなく、外部への放射能等の影響はなかった。
 ⅠB 令和6年
11月27日
 石川県西方沖での地震の発生について  
 志賀1号機、2号機は停止中のところ、令和6年11月27日2時19分頃、石川県西方沖を震源とする最大震度3の地震が発生した。志賀町では震度3を観測し、発電所(志賀1号機原子炉建屋地下2階)では震度1。この地震による放射線モニタの指示値に変動はなく、外部への放射能等の影響はなかった。
 ⅠB 令和6年
11月28日
 石川県西方沖での地震の発生について  
 志賀1号機、2号機は停止中のところ、令和6年11月28日0時32分頃、石川県西方沖を震源とする最大震度3の地震が発生した。志賀町では震度3を観測し、発電所(志賀1号機原子炉建屋地下2階)では震度1。この地震による放射線モニタの指示値に変動はなく、外部への放射能等の影響はなかった。
 ⅠB 令和6年
11月28日
 石川県西方沖での地震の発生について  
 志賀1号機、2号機は停止中のところ、令和6年11月28日17時31分頃、石川県西方沖を震源とする最大震度4の地震が発生した。志賀町では震度4を観測し、発電所(志賀1号機原子炉建屋地下2階)では震度1。この地震による放射線モニタの指示値に変動はなく、外部への放射能等の影響はなかった。
 ⅠB 令和6年
11月30日
 石川県西方沖での地震の発生について  
 志賀1号機、2号機は停止中のところ、令和6年11月30日9時52分頃、石川県西方沖を震源とする最大震度3の地震が発生した。志賀町では震度3を観測し、発電所(志賀1号機原子炉建屋地下2階)では震度1。この地震による放射線モニタの指示値に変動はなく、外部への放射能等の影響はなかった。
 Ⅲ 令和6年
1月1日
(3月8日
から開始した点検で確認した事象) 
 志賀原子力発電所2号機低圧タービン「伸び差大」警報発生に伴うタービン・発電機の点検状況について  
 令和6年能登半島地震により、2024年1月1日(月)に志賀原子力発電所2号機(第3回定期検査中)低圧タービンにて「伸び差大」の警報が発生。
警報発生の原因は、地震の揺れによりタービン・発電機の軸が発電機側にずれたことによるものと推定しており、ずれの影響範囲を含め、3月8日(金)からタービン・発電機全体の詳細点検を実施。
詳細点検は、2024年度上期中に完了する予定としており、これまで高圧タービン、低圧タービン(A)および発電機の点検を実施した結果、連絡区分Ⅲに該当する事象を確認。
今後、必要な補修および復旧を実施するとともに、残りの低圧タービン(B)、(C)の点検において同様な事象を確認した場合は、同様の補修および復旧を実施。
なお、今回の不具合による外部への放射能による影響はなかった。
 Ⅲ 令和6年
11月7日 
志賀原子力発電所2号機 ブローアウトパネルの一時的な開閉について  
 11月7日、9時26分から志賀原子力発電所2号機の空調設備点検のため、原子炉建屋・タービン建屋送排風機を停止していたところ、15時50分、原子炉建屋5階北壁の東側ブローアウトパネルの上部付近に開き(最大5cm程度)が生じていることを確認。
その後、19時11分、原子炉建屋・タービン建屋送排風機を起動したところ、通常の閉止状態に復帰した。
ブローアウトパネルの上部付近に開きが発生した原因は、今年1月1日に発生した、令和6年能登半島地震の影響により、ブローアウトパネルのクリップに変形等が生じていたことにより、今回の原子炉建屋・タービン建屋送排風機の停止にともなって、建屋内の負圧がなくなり、わずかな開きが発生したものと推定。
今後、速やかにクリップを予備品と交換をする予定。
また、能登半島地震発生後の原子炉建屋・タービン建屋送排風機の状況および原子炉建屋内の空気中放射性物質濃度や表面汚染密度のデータに異常がないことを確認しており、放射性物質の外部への放出はなかった。