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危機管理監室 原子力安全対策室

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「志賀原子力発電所における県・地元町への連絡基準に係る覚書」に基づき、北陸電力から連絡があった事象(平成19年度)

連絡区分 事象名 発生月日 概  要 県HP 電力HP
ⅠB 石川県西方沖地震の発生について 平成19年
6月22日
志賀1号機、2号機は停止中のところ、平成19年6月22日3時34分頃、石川県西方沖で地震(震度:志賀 3)が発生した。発電所(志賀1号機原子炉建屋地下2階)での震度は2であり、この地震による放射線モニタの指示値に変動はなく、外部への放射能等の影響はなかった。
ⅠB 新潟県中越沖地震の発生について 平成19年
7月16日
志賀1号機、2号機は停止中のところ、平成19年7月16日10時13分頃、新潟県中越沖で地震(震度:志賀 4)が発生した。発電所(志賀1号機原子炉建屋地下2階)での震度は2であり、この地震による放射線モニタの指示値に変動はなく、外部への放射能等の影響はなかった。
ⅠB 能登半島地震の余震について 平成20年
1月26日
志賀1号機、2号機は停止中のところ、平成20年1月26日4時33分頃、能登半島地震の余震と見られる地震(震度:志賀3)が発生した。発電所(志賀1号機原子炉建屋地下2階)での震度は2であり、この地震による放射線モニタの指示値に変動はなく、外部への放射能等の影響はなかった。
志賀2号機
定例試験中の非常用ディーゼル発電機A号機の自動停止について
平成19年
4月11日
定期検査中の志賀2号機で、4月11日に実施した、非常用ディーゼル発電機の性能試験において、当該発電機を所内用の電源系統につなげたところ、当該発電機の出力を上げるための操作が遅れたことにより、電流が発電機の方へ逆流することを防止するための装置が働き、発電機が自動的に停止した。
 非常用ディーゼル発電機は、正常に停止しており、また、北陸電力では、この件を受け、試験の手順を改善している。
 なお、本事象は、安全上問題となるものではなく、外部への放射能による影響はない。
志賀2号機
(*1)気水分離器 仮置用の脚の曲がりについて
平成19年
5月25日
能登半島地震の影響を確認するため、蒸気乾燥器・気水分離器の仮置き用プール内を点検していたところ、気水分離器の仮置き用の脚4本全てが内側に曲がっていることを確認した。曲がりは地震の影響により発生したものと考えられ、気水分離器の機能上問題はなかった。

(*1)気水分離器:
原子炉から発生した蒸気は水分を多く含んでおり、この蒸気から水分を取り除く装置。蒸気は、更に蒸気乾燥機で水分が除かれ、タービンに送られる。
志賀2号機
非常用ガス処理系入口隔離弁の動作不調について
平成19年
7月30日
第1回定期検査中の7月30日10時04分、非常用ガス処理系(以下、「SGTS」という。)A系の定例試験において、入口隔離弁(A)が速やかに開かなかった。このため、同日10時05分に原子炉施設保安規定の運転上の制限を満足しない状態であると判断し、運転上の制限からの逸脱を宣言した。
その後、燃料の配置換え作業を中断して、10時50分に運転上の制限からの逸脱から復帰した。

その後、当該弁の外観点検及び弁単体の動作試験を実施し、異常なく開閉動作することを確認するとともに、SGTS A系の定例試験を再度実施し、16時12分に正常に動作することを確認した。

原因は当該弁制御用電磁弁の一過性の不調によるものと考えられるが、念のため当該電磁弁を新品に取替えた。本事象による外部への放射能による影響はなかった。
志賀2号機
放水放射線モニタサンプルポンプの停止について
平成19年
8月6日
第1回定期検査中の8月6日14時51分頃、放水放射線モニタへ海水を供給している放水放射線モニタサンプルポンプが停止した。当該ポンプの性能の低下が考えられたため、翌日に当該ポンプを予備品のポンプと取替え、当該系統は正常な状態に復帰した。
当該ポンプを分解点検したところ、内部に堆積した砂や貝等による磨耗がポンプの羽根部分等に確認されたことから、原因は、ポンプ性能が低下し停止に至ったものと考えらた。

今後、当該ポンプの交換周期を短くするなど管理方法の見直しを行う。

外部への放射能による影響はなかった。
志賀2号機
排気筒モニタ測定値の一時的欠測について
平成19年
9月4日
第1回定期検査中、排気筒モニタ2系統のうち、1系統の測定用試料フィルタの交換後、弁の開閉操作を誤ったことにより空気が流れなくなったため、試料採取用ポンプが自動停止した。
北陸電力では、今後、弁の誤操作がないよう手順書の改訂等を行った。
なお、他の1系統が改造工事中であったため、一時的(約12分間)に欠測となったが、別の放射線モニタ等により、この間の環境への放射能の影響はなかったことが確認されている。
志賀2号機
(*2)原子炉補機冷却海水ポンプ 起動時の不具合について
平成19年
10月29日
定期的に実施している原子炉補機冷却海水ポンプの切り替えのため、別の片方のポンプを起動しようとしたところ、起動せず、起動操作を数回行ったところ正常に起動した。
原因はポンプの電源装置(遮断機)内部の回路の接触不良と推定し、電源装置を予備品と交換して、正常に起動することを確認した。

(*2)原子炉補機冷却海水ポンプ:
原子炉建屋内の機器等(非常用ディーゼル発電機、残留熱除去系等)の冷却水(純水)を熱交換器で冷却するための海水を取り込むポンプ。
固体廃棄物貯蔵庫におけるドラム缶からの析出物確認について 平成19年
10月30日
固体廃棄物貯蔵庫に保管してあるドラム缶(低レベル放射性廃棄物を収納)の外観点検で、2本のドラム缶の下部からにじみ出たと思われる汚れを確認した。(放射能は検出されていない)
原因は、蒸発させて固形化した酸性の化学廃液が水分を吸収して当該ドラム缶の内面を腐食させ腐食箇所から外面ににじみ出たものと推定。

全てのドラム缶の外観点検を行うとともに、酸性の化学廃液を固形化して収納しているドラム缶について、順次、内部点検を行った。

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お問い合わせ

所属課:危機管理監室 危機対策課 原子力安全対策室

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1465(直通)

ファクス番号:076-225-1484

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