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危機管理監室 原子力安全対策室

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「志賀原子力発電所における県・地元町への連絡基準に係る覚書」に基づき、北陸電力から連絡があった事象(平成20年度)

連絡区分 事象名 発生月日 概  要 県HP 電力HP
ⅠA 志賀2号機
試験運転中の原子炉停止について
平成20年
4月2日
試験起動中、4月1日発生した気体廃棄物中の水素濃度上昇事象について、原子炉を停止し、詳細な点検・調査を実施することとし、4月2日13時3分、原子炉を手動停止した。

ⅠB 地震の発生について 平成20年
5月2日
志賀1、2号機とも定期検査で停止中のところ、平成20年5月2日5時46分頃、地震(震度:志賀3)が発生した。発電所(志賀1号機原子炉建屋地下2階)での震度は1。この地震による放射線モニタの指示値に変動はなく、外部への放射能等の影響はなかった。
志賀2号機
試験運転中の出力降下について
平成20年
4月1日
22万6千kWで試験運転中のところ、11時9分に復水器から排出される気体廃棄物中の水素濃度が高くなった。その後、出力を17万5千kWまで手動で降下し、気体廃棄物の流量調節を行ったところ、水素濃度が低下した。
志賀1号機
残留熱除去系配管開口部からの漏えいについて
平成20年
4月25日
第11回定期検査中、点検中の残留熱除去系配管開口部から漏水が発生した。漏えいした水は約240リットルで、放射能量は約388万ベクレル。県では立入調査により、現場の状況、作業管理の状況、漏水の処理方法などの確認を行った。
志賀1号機
原子炉建屋地下2階における水の漏えいについて
平成20年
5月30日
第11回定期検査中、原子炉格納容器内の排水ポンプの試運転を行っていたところ、原子炉建屋地下2階にある排水受けから水の漏えいがあった。漏えいした水は約17.6リットルで、放射能量は約15万ベクレル。県では立入調査により、現場の状況、作業管理の状況、漏水の処理方法などの確認を行った。
志賀2号機
(*1)燃料プール冷却浄化系保持ポンプ (A)の故障について
平成20年
6月17日
定格電気出力にて運転中のところ、使用済燃料貯蔵プール水に含まれる不純物を除去する機器(ろ過脱塩器)の付属機器である保持ポンプ(A)が停止した。
当該ポンプとその電動機を点検したところ、電動機内部の固定子部分にポンプから浸入したと思われる水滴を確認した。この水により、当該ポンプの電動機に漏電が発生し停止したもの。当該ポンプの補修を実施した。
なお、使用済燃料貯蔵プールには使用済燃料は貯蔵されていない。

(*1) 保持ポンプ:
 使用済燃料貯蔵プール水が通水されていない待機中の状態で、不純物を除去する機器内のイオン交換樹脂を保持させておくため水を循環させるポンプ。
志賀2号機
(*2)発電機固定子冷却水ポンプ 出口配管溶接部のわずかなひびについて
平成20年
6月23日
定格電気出力一定運転中のところ、6月23日5時19分頃、発電機固定子冷却水ポンプ(A)出口配管溶接部にわずかなひびを発見した。
当該ひびからは、放射能を含まない水が約10cc、下部の配管継ぎ手等に滴下していた。当該ポンプを予備機に切り替えるとともに、当該溶接部のひびについては補修を実施した。

(*2) 固定子冷却水ポンプ:
発電器の固定子を冷却するための冷却水を循環させるポンプ。なお冷却水は、純水であり放射能は含まれていない。
志賀2号機
放水放射線モニタ等の指示不良について
平成20年
7月23日
定格電気出力にて運転中のところ、中央制御室の放水放射線モニタ及び液体廃棄物処理系排水モニタの指示が急激に低下し、値を表示しなくなった。
原因は両モニタからの計測値を中央制御室の指示計に伝送する装置内の基板の故障であり、基板を予備品と交換し、両モニタの指示値は通常値に復帰した。
なお、外部への放射能等の影響はなかった。

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お問い合わせ

所属課:危機管理監室 危機対策課 原子力安全対策室

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1465(直通)

ファクス番号:076-225-1484

Email:e170700@pref.ishikawa.lg.jp