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危機管理監室 原子力安全対策室

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「志賀原子力発電所における県・地元町への連絡基準に係る覚書」に基づき、北陸電力から連絡があった事象(平成23年度)

連絡
区分
発生
月日
事象名
概  要 県HP 電力HP
平成24年
1月20日
志賀1号機
 測定器の点検作業手順の間違いについて
 第13回定期検査中(冷温停止中)の志賀原子力発電所1号機において、原子炉内の放射線量の測定器を点検していたところ作業員が手順を間違えた。
 作業員は直ぐに、正しい手順に戻し復旧した。
 本件により、原子炉に何か影響が出るものではないが、保安規定に反したことから国への報告事項となっている。
平成23年
11月17日
志賀1号機
 高圧炉心スプレイディーゼル発電機の制御盤内のケーブル損傷について
  定期検査中の志賀原子力発電所1号機の高圧炉心スプレイディーゼル発電機の点検作業において、回路試験を実施したところ、警報が発生した。現場を調査したところ、同発電機の制御盤内にこげ痕があり、ケーブルが損傷していた。原因を調査した結果、始動用電磁弁端子箱内でのケーブル取付け作業において、ケーブルの取回しに不備があったため、短絡(ショート)が発生したもの。
 北陸電力では、今後、ケーブル取付けの際はチェックシートでケーブルの取回しの確認を行うこととしている。
   
平成23年
10月17日
志賀2号機
 非常用ディーゼル発電機B号機燃料制限装置の不具合について
 定期検査中の志賀原子力発電所2号機の非常用ディーゼル発電機B号機の定例試験において、定格出力での運転状態に異常はなかったが、始動から定格電圧に達するまでの時間が13秒以内であるべきところ、若干の遅れ(1.7秒)が認められた。
 調査をしたところ、シリンダに燃料を送る量を調整する装置内のピンが緩み、燃料の供給量が抑えられたことが原因であり、北陸電力は、対策としてピン全面に緩み止めを塗布した。
平成23年
8月8日
志賀2号機
 低電導度廃液系収集ポンプ(B)吐出弁の弁棒折損について
 志賀原子力発電所2号機の原子炉水などを浄化する低電導度廃液系の収集槽に溜まった廃液を流すために、吐出弁の開操作をしたところ、当該弁に異常が確認された(8月8日)。当該弁を分解したところ、弁棒が折損していたので、8月12日に弁棒を交換し復旧した。
 本事象による外部への放射能の影響はなかった。
平成23年
6月27日
志賀2号機
 ハフニウムフラットチューブ型制御棒のひびについて
 原子力安全・保安院からの指示文書に基づき、志賀原子力発電所2号機で使用していたハフニウムフラットチューブ型制御棒25本のひびの有無について確認したところ、1本の制御棒のシースと11本の制御棒のハンドルガイドローラ部にひびが確認された。
 これらのひびは従来から制御棒の使用に伴って発生する可能性があることが知られており、制御棒の健全性に影響を与えるものではない。
 なお、志賀原子力発電所2号機の全ての同型制御棒について、ボロンカーバイド型制御棒に交換した。
 本事象による外部への放射能の影響はなかった。

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お問い合わせ

所属課:危機管理監室 危機対策課 原子力安全対策室

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1465(直通)

ファクス番号:076-225-1484

Email:e170700@pref.ishikawa.lg.jp