連絡
区分 |
発生
月日 |
事象名 |
概 要 |
県HP |
電力HP |
ⅠA |
平成29年
2月17日 |
志賀原子力発電所構内における協力会社仮設事務所内での火災発生と鎮火について |
2月17日、志賀原子力発電所構内の協力会社仮設事務所内にあるウォーターサーバー(冷水給水器)付近で火災の発生を確認したため、ただちに、当社の化学消防隊が消火し、その後、志賀消防署に鎮火を確認した。
志賀消防署による現場確認の結果、出火原因はウォーターサーバーの電源コードの短絡によるものと判断した。
対策として、発電所構内の全ての電源コードについて過熱するような状態になっていないことを確認した。
また、速やかに、仮設事務所に火災報知器を設置した。今後、監視を強化していく。 |
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Ⅱ |
平成28年
5月24日 |
志賀原子力発電所2号機 警備員の微量な被ばくの可能性について |
5月24日、志賀原子力発電所2号機の非常用ディーゼル発電機室において、安全性向上工事で使用済燃料貯蔵プールの注水機能強化のために施工した配管溶接部の放射線透過検査を行っていたところ、検査に伴う立入禁止区域内に警備員が立入り、微量な被ばくをした可能性があることを確認した。
その後、警備員が所持していた線量計から被ばく線量を評価したところ、検出限界値未満であり身体に影響のあるレベルではないことを確認した。
対策として、立入禁止標示等の強化を図るとともに、現場パトロールを行う警備員や運転員に対し、本事例の周知や教育を実施した。 |
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Ⅲ |
平成28年
9月28日 |
志賀原子力発電所2号機 原子炉建屋内への雨水流入について |
志賀原子力発電所2号機(第3回定期検査中)において、平成28年9月28日(水)、電気設備に漏電があったことを示す警報が発生した。
現場を調査したところ、2号機原子炉建屋内にケーブルが通る地下通路と建屋の接続部から雨水が流入し、照明用の分電盤に水がかかっていることを確認した。また、この部屋から下の階へも水が流入していることを確認した。
原因は、当日未明からの大雨と原子炉建屋周辺での工事により、ケーブルが通る地下通路に大量の雨水が流入したためであった。
なお、今回の雨水流入により照明用の分電盤で一時、漏電を示す警報が発生したものの、設備への影響及び外部への放射能の影響はなかった。 |
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Ⅲ |
平成29年
3月8日 |
志賀原子力発電所2号機 圧力抑制室プール内への養生用機材の落下について |
志賀原子力発電所2号機(第3回定期検査中)において、平成29年3月8日(水)14時50分頃、原子炉建屋にある圧力抑制室内で配管等の耐震安全性向上工事の準備のため、床面(グレーチング)の養生作業を実施していたところ、作業員が養生用機材(ブリキ板:大きさ150mm×235mm、厚さ
0.2mm)1枚を圧力抑制室内のグレーチングと壁面の隙間から圧力抑制室プール内へ落下させた。
原因は、作業員がケガ防止等のため革手袋を使用していたことにより、薄いブリキ板を持ち上げる際、十分に掴むことができなかったためと推定した。
圧力抑制室プール内に落下したブリキ板は、3月9日(木)に回収した。
今後の作業にあたっては、作業員に異物混入防止の再教育を行うとともに、養生にブリキ板を用いる際は、隙間から落下しない形状にするなど、再発防止に努める。
なお、現在、志賀原子力発電所2号機は全ての燃料を使用済燃料貯蔵プールにて保管しており、非常用炉心冷却系の機能が必要となる状況にはなく、発電所設備への影響及び外部への放射能の影響はなかった。 |
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Ⅲ |
平成29年
3月16日 |
志賀原子力発電所1号機 ランドリ・シャワドレン系の弁損傷について |
志賀原子力発電所1号機(第13回定期検査中)において、平成29年3月16日(木)15時20分頃、ランドリ・シャワドレン系収集タンク水を2号放水口へ放出しようとしたところ、水が流れないことを確認した。
調査の結果、放出経路にある手動弁の弁体と弁棒の連結部が腐食により外れ、弁体が配管内部に留まり、水の流路を塞いでいたことを確認した。
このため、当該手動弁を開放し、配管内部に留まっていた弁体を取り外したところ、放出は正常に行われた。
当該手動弁は、他の弁の点検時にのみ使用するものであり、今後、弁体等の必要な部品の取替を実施するとともに、点検計画の見直しも含めて計画的に点検を行い、再発防止に努める。
なお、今回の事象による発電所設備への影響及び外部への放射能の影響はなかった。 |
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