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危機管理監室 原子力安全対策室

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「志賀原子力発電所における県・地元町への連絡基準に係る覚書」に基づき、北陸電力から連絡があった事象(平成25年度)

連絡
区分
発生
月日
事象名
概  要 県HP 電力HP
IA 平成25年
5月16日
志賀1号機
 低圧タービン動翼取付部のひびについて
 他社の原子力発電所において、低圧タービン動翼取付部にひびが確認されたことを踏まえ、平成25年3月上旬から自主的に1号機蒸気タービンの点検を行ったところ、5月16日、蒸気タービンの羽根4枚の根元に11箇所のひびが確認された。
 引き続き、残りの箇所を点検したところ、6月12日、合計123箇所にひび(最大長さ73mm)が確認された。
 確認されたひびについて、切削しながらその形状等を確認したところ、ひびは金属組織の粒界に沿って枝分かれした応力腐食割れ特有の様相を呈していること等から、原因は応力腐食割れと推定され、この対策として、応力腐食割れ対策を施した最新設計の蒸気タービンに取り替えることとした。(11月6日)

※ 2号機については、平成18年7月18日以降に実施した点検で、羽根にひびが確認されたことから、設計をやり直し、新品に取り替え済み。
II 平成25年
10月30日
志賀1号機
 原子炉冷却材再循環系配管溶接部におけるひびの確認について
 志賀原子力発電所1号機の原子炉冷却材再循環系配管の高周波誘導加熱による配管応力改善工事(※1)において、施工前の状態確認のため、超音波探傷検査(※2)を実施したところ、原子炉冷却材再循環系の2箇所の配管溶接部にひび(最大長さ178mm)が確認された。
 その後、引き続き、点検を実施していたが、12月20日、検査が終了し、ひびがあった箇所については、配管の取替えも含め対策を検討することとした。

※1  高周波誘導加熱による配管応力改善(IHSI)工事
原子炉冷却材再循環系配管溶接継手のひび発生の原因である残留応力の改善を図るため、予防保全として、高周波誘導加熱により配管応力改善を図るもの。

※2  超音波探傷検査(UT)
非破壊検査の一種で、検査対象物に超音波を入射したときの超音波の反射波形により、対象物の内部を調査する検査

 


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お問い合わせ

所属課:危機管理監室 危機対策課 原子力安全対策室

石川県金沢市鞍月1丁目1番地

電話番号:076-225-1465(直通)

ファクス番号:076-225-1484

Email:e170700@pref.ishikawa.lg.jp