発電所の概要

設備概要	１号機	２号機
原子炉型式	沸騰水型原子炉 （ＢＷＲ）	改良型沸騰水型原子炉 （ＡＢＷＲ）
定格出力	５４０ＭＷ	１３５８ＭＷ　（※）
冷却水取水量	毎秒約４０ｍ³	毎秒約９３ｍ³
運転開始	平成５年７月	平成１８年３月
燃　　料	低濃縮二酸化ウラン
位　　置	石川県羽咋郡志賀町赤住（敷地面積１６０万ｍ²）

※２号機は現在タービンに整流板を設置しているため、現在の定格出力は１２０６MW

左：２号機, 右：１号機

1. 志賀原子力発電所は、１号機、２号機共、沸騰水型の原子炉です。沸騰水型の原子炉では、発電用のタービンへ送る蒸気を直接原子炉で作り出します。
2. 改良型沸騰水型原子炉（ＡＢＷＲ）は、原子炉内の水を循環させるポンプを直接圧力容器に取り付けることにより配管をなくし、冷却水が漏れる可能性を低くしたり、制御棒を電動でも動かすことができるように改良された原子炉です。
3. 核分裂をするウラン２３５は、ウラン鉱石の中から抽出されるウランのうち０．７％しか含まれていません。志賀原子力発電所で使う燃料はウラン２３５を使用するウラン全体の５％程度まで濃縮して作られています。